【所有・経営・統治】 創業時の組織設計についての章で、よいリストを手に入れました。『スタートアップでは社員みんなが一緒にうまく働いていく必要がある』が、実際には難しい。そこで『企業内の不一致の原因を考えるには、次の三つの […]
カテゴリーアーカイブ:読み物
176 交渉の三診
【交渉のスイートスポット】 最近手がけるようになった交渉のトレーニングのなかに、複数の論点を組み合わせて契約をまとめる複雑な交渉の演習があります。古典落語は噺が同じだからこそ落語家の個性が味わえるように、演習も状況設定が […]
175 「それは人としてどうなんだ」と言いたくなったマネジャーの話
【マネジャーにも道徳的な判断が必要か?】 課長のあなたは、部下の一人Aさんの扱いに悩んでいます。Aさんはものすごく優秀ですが横柄なのです。たとえば企画会議では、良いアイディアをたくさん出せるAさんは貴重な存在で、案が一番 […]
174 微笑というスキルを磨く「筋トレ」と「感トレ」
笑顔は社会的な磁石であり、信頼性の測定器であり、怒りを和らげる装置であり、ほつれた人間関係の絆を修復する絆創膏であり、社会的な結びつきが順調に作動するようにしておくための潤滑油でもある。 マリアン・ラフランス『微笑みのた […]
173 必要最小限(Minimum Viable X)
【絶滅のMVP、創造のMVP】 同じ日に2つの”MVP”を目にしました。 一つめは、デザイン・コンサルティング企業IDEOを率いるデイヴィッドとトムのケリー兄弟による『クリエイティブ・マインドセッ […]
172 「自分に励まされる人がいる」という励まし
【問題共有セッションの開催】 「問題共有(Problem sharing)」というコラムで、東日本大震災からの復興に取り組むNPOの問題解決セッションに参加した話を書きました。 問題は複雑で、若きリーダーたちは現地に住み […]
171. 公正(フェア)に接する
【フェアネス(公正さ)が重要】 組織の構成員が情熱を持って働くためには、何が必要なのか。組織コンサルタントのデビッド・シロタらは、大規模な調査によって3つの要素を見出し、著書『熱狂する社員』で紹介しています。 【公平感】 […]
170 カネ、出世、ときどき天職
【3種類の仕事観】 人は、仕事をどう見なすのか。仕事観について、ミシガン大学(当時)のエイミー・ルゼスニュースキーらは、次のような3つの方向性があるという仮説を立て、調査を実施しました。(1) 【Job: ジョブ】 お金 […]
169 物語としての意思決定
【スピーチライターは一人】 トニー・ブレア英国元首相のスピーチライターを務めたフィリップ・コリンズの著書を読みました。良いスピーチやプレゼンテーションを、書き手の立場から論じています。 そのなかで、スピーチは一人の人によ […]
168 最後に浮かび上がってくる「遺伝子的な何か」
【生まれは育ちをとおして】 生まれか育ちか。人間の思考や行動を決めるのは遺伝子なのか環境なのか。サイエンスライターのマット・リドレーは、著書『やわらかな遺伝子』で、これまでの研究や論争を俯瞰しつつ、「生まれは育ちをとおし […]