●原因分析が問題の原因を増幅してしまう 合理的な問題解決のプロセスは、大まかにいえば「問題(結果) → 原因 → 解決策」というステップからなっています。問題の原因を探し、その原因を解消するための手段を考えます。 しかし […]
カテゴリー: 読み物
読み物カテゴリの説明
●本は「読みたい自分」に聞いて選ぶ 発想豊かな随筆の名手として知られる丸谷才一氏が、読む本の選び方について曰く。 「こんな本が読みたい」と思っている自分、つまり「読みたい自分」が分かっていれば、「どんな本を選ぶか」という […]
●かつて経験したこともなく、何をすればよいか見当もつかないような状況 人々が突然、『この宇宙はもはや合理的で秩序あるシステムではない』と感じるほどの状況に直面して、パニックに陥っている状態。教授はこういった状態を「宇宙論 […]
●善悪の基準 A部長のところにいたXさん、あまりにも反抗的だというのでB部長が面倒をみることになりました。ところが、B部長の目にはXさんが独立心旺盛で貴重な人財に映ります。XさんはB部で大いに活躍し、B部を支える中核人財 […]
●噂は悪者か、貴重なシグナルか 人間は自分の能力を高く評価しがちですが、経営者や起業家は特にその傾向が顕著だそうです。こう書いても、驚く人は少ないでしょう。ノーベル経済学賞受賞者でもあるプリンストン大学のダニエル・カーネ […]
●我々の判断をゆがませるもの 我々は自分の判断には過剰な自信を持ちがちです。問題の原因が構造的なものであっても人(しかも往々にして他人)に帰着させたがります。目立つ事象を過剰に重視した判断をくだしてしまいます。起きてしま […]
011 ならぬことはならぬ
「江戸時代、(人材育成で高い水準にあった)会津藩の藩校『日新館』では『ならぬことはならぬものです』と教えた。今は学校でも家庭でもそうした教えができていない。子どもたちには理屈ぬきでダメなものはダメと教えなくてはならない」 […]
●新人Aさんの工夫 ある企業の新人研修では、最初の3日間でビジネスマナーを教え、次の2日間で飛び込み営業の実地訓練をしています。自社の商圏に隣接している街に新人を連れて行き、中小企業向けの商材の販売に取り組ませます。1日 […]
009 コロンブスの一割引き
●コロンブスの一割引き 『ひらめきはどこから来るのか』という本に、コロンブスのアメリカ大陸発見にまつわる愉快な記述があります。 命がけの航海。頼りは1400年前の地図。それなのに『コロンブスは、そこからさら […]
● 原因と結果の間にあるもの 例えば、Aという商品がヒットした。原因を分析したところ、決め手は卓越したキャッチコピーだったとします。 その原因(よいコピー)がなければ、この結果(ヒット)はなかった。しかし、その原因が […]